きょうしつでビスケットマニュアル

合同会社デジタルポケット

k-2200907版

     学校・クラスの初期設定

〜クラスの作成から児童/生徒のログインまで〜

1はじめに

1.1 本書でできること

1.2 ログイン設定について

1.3 「きょうしつでビスケット」について

2学校の管理ページに入る

2.1 他の先生を招待する

2.2 他の先生に編集権を付与/取消する

2.3 先生を学校から削除する

2.4 クラス限定先生を招待する

3クラスを作成する

4クラス設定をする

4.1 児童/生徒のログイン設定

 A.ブラウザに保存しない名簿リンクの場合

 B.ブラウザに保存する名簿リンクの場合

 C.招待リンクを作成する場合

5、本を配る

1はじめに

1.1 本書でできること

この資料は、「きょうしつでビスケットシステム」のうち、初期設定に関するマニュアルで

す。契約申請後、学校のクラスや児童/生徒を登録する方法、授業する先生を招待する方法

を知ることができます。

授業での使い方は「はじめてつかう先生」編、それ以外の各種設定方法は「きょうしつでビ

スケットシステムの使い方」編、ビスケットアプリ自体の使い方については「ビスケットの

使い方」編をご参照ください。

▶︎初期設定(随時)

・先生の招待

▶︎初期設定(学校で1度だけ実施)

・クラス作成

▶︎初期設定(クラスごとに実施)

・クラス設定

・児童/生徒アカウントの設定

1.2 ログイン設定について

管理者の先生はGoogleアカウントまたはMicrosoftアカウントが必要になりますが、管理

者ではない先生・児童/生徒はアカウントなしでビスケットにログインできます。

児童/生徒のログイン情報はブラウザに保存されます。

また、児童/生徒がGoogleアカウントまたはMicrosoftアカウントでログインすると、どの

端末からも同じ設定でビスケットにアクセスすることができるようになります。

1.3 「きょうしつでビスケット」について        

「きょうしつでビスケット」は、「ビスケット」本体と「きょうしつでビスケットシステ

ム」で成り立っています。

▶︎「ビスケット」本体:

本棚の本を開いた後に起動するアプリ

(制作画面・お絵かき画面・ビスケットランド画面など)

▶︎「きょうしつでビスケットシステム」:

 クラス管理をするためのシステム

(児童/生徒の作品管理・本の追加・本棚の整理・班設定など)

初期設定や各種設定変更等はここで行います。

※このシステムは児童/生徒は使用しません。先生のみ使用します。

2学校の管理ページに入る

契約申請をすると、自治体一括導入契約などの特別な申請を除き、すぐに学校の管理ページ

に入れます。

(1)契約申請後、以下のような画面になりますので、[“学校名”]カードを押します。

*年度更新してお使いの場合は、その年度が表示されているカードを選びます。

 

(2)「学校の管理ページ」に入れました。

ここから学校に紐づく各種設定を行っていきます。

 

2.1 他の先生を招待する        

「きょうしつでビスケット」を使う先生を招待します。この操作は編集権を持った管理者

のみ行えます。また、この操作はいつでも行うことができます。

(1)「学校の管理ページ」にて、「先生一覧」の下の「先生の管理」ボタンを押します。

 

(2)[招待リンクを開く]ボタンを押します。

 

(3)「招待リンク」が表示されました。このリンク(QRコードまたはURL)を招待

したい先生に配布します。

 

上のリンクで招待した先生には編集権はつきません。

下のリンクで招待した先生には、編集権が与えられます。

編集権があると、他の先生を招待したり、クラスを作ったりできます。

編集権のあるなしは、招待後にも設定できます。

ボタン名

説明

コピー

招待する先生に配布するURLがコピーされます。

再発行

URLやQRコードが外部に漏れた場合、これを押すことで無効になり、新しい

リンクが発行されます。

ショートカット

ショートカット番号を発行します。

*招待した先生に、「はじめてつかう先生」編 のマニュアルを共有すると、招待の受け入

 れ方、はじめて授業を行う方法が書いてありますのでスムーズです。

2.2 他の先生に編集権を付与/取消する        

編集権が付与されると、今後は付与された先生が校内の先生を招待することができるように

なります。この操作は編集権を持っている管理者アカウントのみ実施することができますの

で、必要に応じて行ってください。

(1)「学校の管理ページ」の「先生一覧」欄に招待された先生方のお名前が表示されま

す。編集権のある先生には、編集権のマークである「*」が表示されます。編集権の付与/

取消を行うには、その下の[先生の管理]ボタンを押します。

 

(2)「先生一覧」画面が表示されます。

 

ボタン名

説明

上矢印ボタン

先生一覧の並び順を変更することができます。

鉛筆ボタン

(斜線あり)

編集権がない先生には鉛筆ボタン(斜線あり)が表示されます。これを押す

と編集権が付与され、鉛筆ボタン(斜線なし)に変わります。

鉛筆ボタン

(斜線なし)

編集権が付与された先生には鉛筆ボタン(斜線なし)が表示されます。これ

を押すと編集権が取消され、鉛筆ボタン(斜線あり)に変わります。

ゴミ箱ボタン

先生を削除するボタンです。転出の時などに使います。

(3)[鉛筆ボタン(斜線あり)]または[鉛筆ボタン(斜線なし)]を押して編集権を付与

または取消します。

(4)右上の[×]ボタンを押します。

 

(5)「先生一覧」の名前の右上に編集権のマークである「*」の表示/非表示より、編集権

が更新されたことを確認します。

 

2.3 先生を学校から削除する

「先生一覧」から、「ゴミ箱ボタン」で先生の削除ができます。

この操作は取り消せません。

また、削除したあとは「招待リンクの作成」ページで「リンクの再発行」をする必要が

あります。

※誤って削除してしまった場合はもう一度招待するとまた先生として登録可能です。

2.4 クラス限定先生を招待する

1つのクラス限定の先生として招待します。他のクラスには入れません。

(1)クラスページで[クラス招待リンク]ボタンを押します。

(2)クラス招待ページで[クラス限定先生]ボタンを押します。

(3)クラス招待ページにQRコードとリンクが作られました。

 

(4)[コピー]を押すと、URLがコピーされるので、児童/生徒に配布します。

ボタン名

説明

コピー

児童/生徒に配布するURLがコピーされます。

ショートカット

ショートカット番号を発行します。

編集

URLの削除ができます。

(5)右上の「×」ボタンを押して「クラスページ」に戻ります。

3クラスを作成する

ここでは、学校の各クラスを作成します。後からクラスの追加も可能です。

なお、この操作は編集権のある管理者(契約申請時に使用した管理者および招待されて編集

権を与えられた管理者)のみ実施することができます。

※先生の招待方法および編集権の付与方法は、3章 「他の先生を招待する」をご参照ください。

(1)[クラスの管理]ボタンを押します。

 

(2)クラス一覧が表示されます。

 

ボタン名

説明

新規クラス

1クラスのみ作成します。

まとめてクラスを作る

全学年と特別支援級のクラスを一括で作成することができます。

まずは少ないクラス数でまとめてクラスを作っておき、その後必要なクラスだけ追加する

と効率的です。クラスの追加は、[新規クラス]で作ることができます。

(3)[まとめてクラスを作る]ボタンを押します。

(4)学年数とクラス数を[+][ー]ボタンで選択し、[自動的に作る]ボタンを押します。

※クラス数は、学年で一番少ないクラス数に合わせるのが効率的です。

 

(5)クラスが作成できました。[↑]ボタンでクラスの並び順を変えることもできます。

足りないクラスは「新規クラス」ボタンで作成します。

クラスの名前は鉛筆ボタンで書き換えることができます。

 

 例)2クラスで作成した場合の画面

(6)右上の「×」ボタンを押して「学校の管理ページ」に戻ります。

4クラス設定をする

ここでは、クラスごとに児童/生徒のアカウント設定を行います。クラス内の設定は全て

「クラスページ」で行います。

(1)「学校の管理ページ」にて、「クラス一覧」の下に表示されたクラスボタンより、

設定するクラスを押します。

 

(2)クラスページに入れました。ここからクラスに紐づく各種設定を行っていきます。

 

4.1 児童/生徒のログイン設定

児童/生徒のログイン方法は主に3通りあります。

A. ブラウザに保存しない名簿リンク

 他の児童/生徒のページに入って上書きしあう可能性があります。

 個別のQRコードを印刷して配ることで、間違わずにログインできます。

B. ブラウザに保存する名簿リンク

 ブラウザを記憶するので、他の人が入れなくなります。

 先生の端末から、紐付けを解除できます。

C. 招待リンクを作成する

 児童/生徒が自分で名前をかける場合、順番を気にしない場合におすすめです。

*いずれのログイン方法でも、Google/Microsoftアカウントに紐付けることができます。

*それ以外は特殊な用途に使うので、学校では使いません。

A、B、C 共通の操作

(1)「クラスページ」にて[クラス招待リンク]を押します。

 

(2)「クラス招待ページ」です。ここで招待リンクを作ります。

 

 A.ブラウザに保存しない名簿リンクの場合        

児童/生徒の名簿を登録します。

他の人のページを間違えて押すと、上書きしあってしまう危険があります。

(1)「クラス招待ページ」で[ブラウザに保存しない名簿リンク]ボタンを押します。

(2)[名簿]を押します。

 

(3)一人1行で、改行して名前を記入し、[OK]ボタンを押します。

エクセルやCSVの表データを貼り付けることもできます。

 

(4)名前に間違いがないか確認し、[作成する]ボタンを押します。

訂正する場合は、鉛筆マークを押すと、前の画面に戻ります。

 

(5)クラス招待ページにQRコードが表示されました。

 

(6)[コピー]を押すと、URLがコピーされるので、児童/生徒に配布します。

もしくは、児童/生徒の端末のカメラでQRコードを読み取ります。

ボタン名

説明

コピー

児童/生徒に配布するURLがコピーされます。

ショートカット

ショートカット番号を発行します。

編集

上級モードです。URLの削除ができます。

(7)右上の「×」ボタンを押して「クラスページ」に戻ります。

児童/生徒の画面例(ブラウザに保存しない名簿リンクの場合)

 

自分の名前のボタンを押して、ログインします。

このリンクだと、間違えて他の人の本棚に入ってしまい、上書きしあってしまう可能性が

あります。

クラスページの[クラスメンバーページ]ボタンを押してクラスメンバーページに入り、

[ログイン用のQRコードを印刷する]ボタンを押すと、印刷用のPDFをダウンロードできる

ので、これをカットして配るのがおすすめです。

 

PDF画面例

 

また、クラスメンバーページの児童/生徒名を押すと、個人ページを開くことができます。

 

「リンクのコピー」を押すと、個人の本棚へのリンクがコピーされるので、これを共有する

こともできます。

 B.ブラウザに保存する名簿リンクの場合

事前に名前の登録をして、番号順に並べることができます。

児童/生徒のブラウザを記憶します。一人一台の端末がある場合におすすめです。

(1)「クラス招待ページ」にて、[ブラウザに保存する名簿リンク]ボタンを押します。

(2)[名簿]ボタンを押します。

 

(3)一人1行で、改行して名前を記入し、[OK]ボタンを押します。

エクセルやCSVの表データを貼り付けることもできます。

 

(4)名前に間違いがないか確認し、[作成する]ボタンを押します。

訂正する場合は、鉛筆マークを押すと、前の画面に戻ります。

 

(5)クラス招待ページにQRコードが表示されました。

 

ボタン名

説明

コピー

児童/生徒に配布するURLがコピーされます。

ショートカット

ショートカット番号を発行します。

編集

上級モードです。URLの削除ができます。

(6)[コピー]を押すと、URLがコピーされるので、児童/生徒に配布します。

もしくは、児童/生徒の端末のカメラでQRコードを読み取ります。

児童生徒の画(ブラウザに保存する名簿リンクの場合)

 

児童/生徒がログインしたボタンは、押せなくなります。

(例 1、ビス太と2、ビス美がログインした場合)

 

別の端末から入り直す場合などは、クラスメンバーページの[タブレット紐付け設定]ボタン

を選択した状態(ボタンが青く変わります。)で児童/生徒の名前を押すと、紐付けを解除

できます。

 

画面例 白い名前は紐付けされている端末 グレーはログインしていない端末

 

画面例 [タブレット紐付け設定]選択状態

 

画面例 全ての紐付けが解除されている状態

 C.招待リンクを作成する場合

(1)「クラス招待ページ」で[招待リンクを作成する]ボタンを押すと、リンクとQR

コードが作られます。

 

(2)[コピー]を押すと、URLがコピーされるので、児童/生徒に配布します。

もしくは、児童/生徒の端末のカメラでQRコードを読み取ります。

ボタン名

説明

コピー

児童/生徒に配布するURLがコピーされます。

ショートカット

ショートカット番号を発行します。

編集

上級モードです。URLの削除ができます。

(3)右上の「×」ボタンを押して「クラスページ」に戻ります。

児童/生徒はQRコードを読み込むか、配られたURLへアクセスすることで、

直接本棚を開くことができます。

 

本棚の画面例(本の内容は一例です。)

5、本を配る

詳しくは、「初めて使う先生編」ライブラリーから本を追加する をご参照ください。

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